もう20年程になるのでしょうか電気街の一角、家電大型店がパチンコ屋になったのが秋葉原が歓楽街化するきっかけでしょう。
歓楽街化の歯止めは効きませんが渋谷新宿のそれとはひと味違うのでしょう。
この話はまた別の機会に!
当時、家電業界も、昔ながらのラジオ無線機パーツ業界も混沌としていました。一つ元気がありそうなのは組み立てコンピュータ業界。
裏通りに小さなお店が並び始めたのです。誰が言い出したかDOS/V通り。
いままでのラジオ部品店とは全く違うスタイルでコンピュータ(PC)部品店は拡大しました。
抵抗やコンデンサ、ひとつずつを売る部品屋ではなくユニット化された部品を売るスタイルです。
その組み合わせで安く作る人、最高性能をねらう人、格好良くデザインを重視する人、各人各様のコンピュータ作りが爆発した時代でもあります。
しかし、このDOS/V通りにも変化が見えています。
PC部品店のうち主に中国系?のお店が雑貨屋の雰囲気に変わっています。
売ってるモノは品質相応の安いモノ。それでも充分使えるモノが多くかなりの賑わいです。
肝心のPC部品は元気がありません。
手作り品がメーカ品に比べ割高になったからです。
それでも機能UPの部品は量販店の半値と云っても間違いないでしょう。
半値の理由は、説明ナシ、綺麗な箱ナシ、うまく行く保証ナシ。
これらを寄せ集めて高機能化を進めマニアの心をくすぐる要素はしっかり根付いています。
これがないと秋葉原の価値がありません。
でも現実は人通りが減っています。
そして元気のないラジオや無線機などの部品を売る『元祖』電気(電子)部品店さん。
ラジオセンター、ラジオデパート、に代表される部品街。
本来はこれにラジオガーデン、ニュウ秋葉原センターなどを入れなければならないのですが既に電気部品街機能が崩壊してしまった。
ラジオセンター、ラジオデパートはどう生き残るか様子見です。
電気部品街・こちらは電子部品街という方がピンと来るかも知れません。
ラジオデパートからさらに奥まった通りに大型?部品店があります。
元はジャンク屋(秋葉原の部品屋はどこも同じでしょう)。
品名などを云って購入する対面方式から自分で部品を探すセルフ方式へ転換した今風?のお店です。
小袋に適当な数、売りやすい数を入れ値札を貼って売ってます。
この通りのキーになる店は僅か3店舗です。
品揃えと品種は今までの部品店とはチョット違います。
この続きは・・・
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