2011年10月13日木曜日

銀山温泉

銀山温泉
(山形県尾花沢市http://www.ginzanonsen.jp/ )へ行ってきました。
昔の姿を留める小さな温泉地です。
今回は老舗の能登屋さん http://www.notoyaryokan.com/ に泊まることが出来ました。
昔の姿を留めつつ新しい設備を取り入れたすばらしい旅館に変身しています。

銀山温泉を訪ねたのは初めてではありません、能登屋さんは建物が文化財登録されており漆喰によるデコレーションはすばらしいモノです。いつか泊まってみたい! その願望が叶ったのです。
温泉街はとても狭く車が入れません。温泉街の上の方に用意された駐車場からぶらり!
すばらしい景色が目に入ります。銀鉱山が栄えたときは賑やかであったであろう町並みに大正ロマン溢れるたたずまいはすばらしいモノです。
車の通らない町並みは独特の建築方式が見られます。雪国であるために建物の管理も大変な様子。
外観を見るだけでもその価値を感じられます。
こんどは雪の季節に来てみたい。
窓辺にたたずみ、しんしんと降る雪を何も考えず観ていたら・・・


銀山温泉も今風の鉄筋コンクリートになってしまった旅館もあります。
現在町並みを保存すべく旅館の改修工事が進んでいます。
木造建築が多い中、宿泊客の安全などを考え一部木造、一部鉄筋コンクリート造(能登屋さんもこの構造です)のハイブリッド建物が増えているようにみえます。
雪の多い土地柄適材適所の工事をしないと長持ちしないようです。
数年前に新築した旅館も入り口付近の木造部分の痛みが激しいようです。
いつまでもこの雰囲気が保たれることを期待します。

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