群馬県の富岡製糸場へ行ってきました。
明治になって欧米に追いつくため、世界に日本の生糸を知らしめるため、官営の近代的製糸場を造ったのです。
http://www.tomioka-silk.jp/hp/index.html
現在は世界遺産に登録すべく頑張っております。
平成19年度世界遺産暫定リストに記載されたと云う事で見てきました。
車で行くには上信越道の富岡インタからすぐなのですが、私の設定が悪かったのか関越道の花園インターで 降りろ! と指示されおかしいと思いながらも降りてしまったのです。
そこで降りても道路は快適混雑もなく富岡の町へ到着。
町は閑散として歩いてる人はほとんどなし。
町内にはたくさんの駐車場がありましたので適当に車を置いて散策。
場内にはツアーガイドもいまして丁寧な説明を受けられました。
さすが世界遺産応募!
しかし、展示物は傷みが激しく海外の人が見にきたら恥ずかしい。
明治の初めから昭和62年まで操業していた製糸工場は素晴らしいものです。
トラス構造の木造建築で棟延長が100mを越す巨大な建物は現在でもしっかりとその威容を保っています。
しかし細部の痛みは激しく早急の修理が必要と思いました。
そしてこの遺産を要する富岡の町はすでにほとんどの歴史的建造物はなく保存に対し手遅れ感があります。
なお、館内の写真撮影は基本的に可能ですがホームページ等に使用する場合は許可が必要となっています。
製糸場前の道に目立つ建物があります聞くところによりますと消防小屋の跡・特徴ある望楼が唯一時代を物語っているように思えます。
この建物の説明が近くにあるとお聞きしたのですがついに発見できず。
残念ながら訪問した日は、水曜日で町の商店街の休業日でその姿を見るには都合の悪い日でした。平日なら印象も変わったかもしれません。
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