知る人ぞ知る豪華寝台特急『カシオペア』です。
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はやぶさ車両は豪雪対策で車輪がほとんど見えません。連結部分もしっかりとカバーされています。
今回の旅はカシオペアに乗るための旅ですが、北海道地方は集中豪雨で函館・札幌間が連日の災害で運休になっているのを承知での出発でした。
新青森からは海峡線で津軽海峡を渡ります。
2015年には新幹線がここを通ります。
この路線には 竜飛海底駅 と呼ばれる青函トンネル見学のための駅が有ります。これは工事のための施設を見学用に開放していたモノですが、来年から新幹線工事が本格化するため今年の11月頃までしか降りられなくなるとのこと。
さて、大雨だ、ゲリラ豪雨だと騒がれるなか、運良く行く先々で雨上がりの天気です。
函館山のゴンドラも相変わらず満員です。
一週間ぶりに晴れたと云ってました。
今回はいつも通過していた、ニセコや余市、積丹半島の先端神威岬まで行ってみます。
函館からは予定の特急がキャンセルになりバス旅です。
神仙沼、最近はやりの構図で カシャッ!
真似しても所詮未熟なウデ、水草が多くて美しくありません。
でも天気は最高です。
沼地の木道や案内看板も整備され西洋人の好む景色か、日本人より外国人が多く来ているようです。
美しい羊蹄山も良く見えました。こんなマンホールも有りました。
神威岬は先客のヒグマに遠慮して先端まではいけません。
岬の高台に不細工なコンクリート遺構が、何かのアンテナ基台と見ましたがその通り。
画像をクリックすると大きくなりますので説明はそちらを!
余市と云えばニシン漁で財を成したニシン御殿。
贅を尽くした素晴らしい建築です。
帆かけ船の鬼瓦が印象的でした。
驕れるもの久しからず・・・
運行が危ぶまれたカシオペアの車窓から大きな虹を眺め帰途につきます。
夜汽車の展望ラウンジは何か寂しげ。
旅の終わりです。
おや! カシオペアの印象は!
実は良く考えずに予約してしまったのが間違いの元。
ツインの個室はとても窮屈でどうやってベットを使うのかしばし考え歩く隙間もなし。個室にこだわったその結果か。何とも云いようがない。
ダイニングルームはいつも満席、予約なしでは時間切れ。ゆったり夜汽車を楽しむ雰囲気ではありません。通路も車内販売のカートが来ると通り抜けるのに一苦労。窮屈な個室から出ても通路には小さな座席もなく立ち尽くすのみ。
専用トイレと洗面台が専用だったのが唯一の慰め!!
鉄道事情に詳しい M氏 が 『最上位クラス以外はお勧めしない』 と云っていたのをすっかり忘れていました。
と云う訳で、カシオペアの話はありません。
2 件のコメント:
14年前に一度カシオペアに乗り上野から札幌まで行ったことがあります。(帰りは途中泊しながら在来特急を乗継ぎ戻りました)
同じように、カミさんとツインに乗車、食堂は予約が一杯だったので部屋への配達サービスを使い室内で食事しました。でもゆったり食事できたので良かったです。
客車には動力機関を搭載していないので室内は狭いながらも静かな旅ができました。
下り列車の明け方は、今回被害にあった森町あたりから東側に朝日を望みながら海を見て走行の景色が今も目に焼き付いています。
交通手段は別にして、あと一度くらいは北海道に行きたいと思っています。
そうですね、ゆったりした旅のつもりが結構窮屈な旅でちょっと残念でした。カシオペアは一編成しかなくさらに良い車両が作られる気配はありません。10年ほど前に乗った南アフリカのブルートレインはホントにのんびりゆったり、そして退屈にさせない工夫が有り素晴らしかった。日本では無理かもしれません。新幹線は速すぎて少し怖い感じもします。でもリニア新幹線にも乗ってみたいです。
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