2015年7月2日木曜日

鶴見線に乗って・・・

鶴見線に乗って散歩してきました。
鶴見線と云うのは東海道本線の鶴見から出ているローカル線です。
鶴見駅を含めて全13駅。 
横浜市鶴見区と川崎市にまたがる路線で行き先は3支線に分かれています。
途中、浜川崎駅で南武線に接続しています。
不思議なのは駅名が個人名であったり企業名であったりしているのが多いコトです。

それでは鶴見駅から出発!
鶴見駅は東海道本線の駅ですが東海道本線は止まらない、みんな通過です。
京浜東北線で鶴見駅から鶴見線に乗り換え。 乗換口では再び改札が有ります。もちろんSuicaOKと云うより必需品。
鶴見線内は無人駅です。ローカル線によく見られる整理券はありません。
昔は一日乗車券が有ったのですが現在は有りませんので改札を出ると結構割高??
電車は朝夕の通勤時には5~6分ごとに出ていますが昼間は20分ごとになります。
そして行き先が3支線に分かれていますので実質1時間に1本も来ない、あるいは昼間は全く来ない駅も有ります。
まあそんな時には歩くしかありません。隣の駅までは近いです。


国道駅で下車。 
駅がコンクリートのアーチ構造の高架線路の下にあります。
最近云わなくなった『一国』の脇に駅が有るから国道駅。 一国とは第1京浜国道で国道15号線。国道1号は『二国』第2京浜国道です。第3京浜国道は…もうわかりません!!(国道466号らしい)
下車したので約40分程待って、海芝浦行にのります。

鶴見小野駅 降りずに通過。あとで気が付いたのですが由緒正しい木造駅とか? 降りて見たかった・・・
駅名は江戸時代の名主・小野高義に由来する。
弁天橋駅  通過
浅野駅  海芝浦支線に入ります。
新芝浦  通過

海芝浦  終点
駅に着いたらすぐに帰りの時間を調べます。
10分ほどの待ち時間で折り返し鶴見行になります。これを逃すとおよそ2時間電車は来ません。
海芝浦駅は・・・そうです、大手電機会社・東芝構内です。社員以外降りることが出来ません。
* 駅に隣接する公園は一般立ち入りが可能です。
今回は帰り時間が少ないので駅のホームで待機。
ホームには社員らしき人が降りてしまうと、不思議な降りられない駅を記録に残すべくカメラを持った人がウロウロ!!
自分のその一員!!

浅野駅まで戻って途中下車。
浅野駅は乗換に構内の踏切を渡らなければなりません。乗り換え客はホーム脇の小さな踏切を渡ります。
駅のすぐ脇の踏切は大型トラックがひっきりなしにとおっています。
駅名は、鶴見臨港鉄道の設立者で、浅野財閥の創設者でもある浅野総一郎に由来。

安善駅  通過
この沿線では珍しい昭和がそのまま残っているそんな住宅街のある街です。
駅名は安田財閥創業者であり、鶴見線の前身である鶴見臨港鉄道を支援した安田善次郎に由来。

武蔵白石駅  通過  (大川支線に入らず) 
駅名は日本鋼管創業者の白石元治郎に由来。ただし、すでに東北本線函館本線などに白石駅があったため、「武蔵」の冠称付けています。

浜川崎駅  乗り換え  (昭和駅、扇町駅 行かず) 大川駅か扇町駅行に乗りたかったのですが数時間待ちのため次の機会に取って置きましょう。

Suicaの使い方の説明・降りるか、乗換か、それによってタッチの仕方が違います。
頭が混乱してきます。
大川駅は日本初の製紙技師としていくつもの製紙会社を興し、「製紙王」と呼ばれた大川平三郎に由来。扇町駅は町名が浅野財閥による埋立地であり、その創業者である浅野家家紋の扇に由来。
乗換と云っても鶴見線と南部支線乗換は一旦駅の外へ出出ます。
降りる時Suicaをタッチしてしまうとまた初乗りになってしまいます。 乗換の人はそのまま出るように書いてあります。南部支線でタッチして乗ります。
南部支線は大きな貨物列車が何回も通ります。
今日は、浜川崎駅から南部支線乗り換えで八丁畷(はっちょうなわて)駅に出ます。
八丁畷駅で奈落の底へ落ちるような長い階段を下って地上。商店街へ出ます。ここは川崎市。京浜急行線と接続。
駅前の蕎麦屋で遅めの昼食。蕎麦におしんこやサラダが付いて650円也。夜は飲み屋の雰囲気。
川崎は物価が安い!!
帰りは京浜急行に乗り換え帰途につきました。
今回、運賃の精算にSuicaを使いましたが、タッチする、しないが難しい。決められた通りタッチしないと乗換駅が異なる駅に設定されたりすることが有ります。正しく使えたか???

* 路線図及び駅名由来のついてはWikipediaを参照引用しています。