2013年10月17日木曜日

一六銀行

一六(イチロク)銀行です。十六銀行ではありません。
話の本題は セブン(7)銀行 なんですが・・・・
最近コンビニなんかで見かけます。
銀行と云うよりATMだけ置いてあるコンビニのATMコーナみたいなものですがどうも私にはしっくりしません。もちろん石造りの重厚な店舗などありません。
名前から閃くのはセブンイレブンと同じ系列銀行です。
これは正解ですが私の頭には一と六で七と云う数字の印象から 一六銀行 が閃くのです。

幸か不幸か私は 一六銀行に口座?を持ったことはありません。
私の行く一六銀行には頭取はいません。
滅多にいない親父さんか、おかみさん、そして苦手なおばあちゃんがいました。
おかみさんから時々電話が掛かってきます。
『あれ!欲しいんだけど・・・今お父さん居ないからすぐ来て!』
狭い裏口からこそっと入ってお父さんが帰ってこないうちに引き上げるのです。
絶対に暖簾の掛かっている正面からは入りません。
でも、たまにはどうしても正面から入らなければならないときが有るんです。
リ~ン リ~ン 電話が掛かってきました。昔の電話はこういう音でした。
『すぐ来て オモテから来てもいいから』
『裏からは、はいれそうもないのでそうします』
頼まれモノを急いでまとめて・・・小うるさいお父さんが帰ってくると厄介なので!
荷物が多いし、目立つし・・・
案の定、裏口からははいれません。
暖簾をくぐって正面から、前が良く見えないほどの大きな風呂敷包みを持って入った途端!
『ダメだよそんなもの持って来たって、うちは小さいモノしか預からないんだから』
おばあちゃんのダミ声が響き渡りました。
だからオモテから入るの嫌なんです。
『これおかみさんの注文の品なんですけど』
おかみさんが気が付いてすぐに助け舟を出してくれましたので良かったのですが。
この家、一六銀行の暖簾には『〇に質』のマークが付いていました。
質屋のことを恥ずかしいので一六銀行と云っていた時代です。
セブン銀行は私にとって七屋(質屋)のイメージが強いのです。
やってる仕事は全然違いますけど!!

2013年10月13日日曜日

万世橋駅  こんな駅有ったかな??

万世橋駅へ降り立ちました。
万世橋・・・何線でしょうか??? 

私も知らない80年ほど前、中央線が万世橋で終点だったころの話です ?? ??
中央線もまだ別の名前だったかもしれません。
御茶ノ水駅と神田駅の間にそれほど大きくはないプラットホームが有ることに気が付いていた方も多いと思いますが・・・そうです昔、交通博物館が有ったところです。
交通博物館は数年前、鉄道博物館と名前を変え大宮に移転しました。
その跡地はJRのビルが建ちましたが古いレンガ造りの遺構はそのまま残されていたのです。
上に電車が走っているので簡単には取り壊しが出来なかったのでしょう。
駅舎の一部は交通博物館の展示室として使われていたようですがホームに出る階段もそのままの姿で残っていました。
遺構を残しリフォームして小さなショッピングモールが出来上がりました。
鉄道関係の模型店などが目立ちますが親子連れのお客さんが多いのは嬉しい限りです。
昔の駅の遺構ですからそんなに広くはなくこじんまりしています。
ホームに上がると汽車の食堂車のような・・・今風のラウンジカーでしょうか、メニューも多くはありませんが私にも溶け込めそうな空間です。

隣にあるラジオガーデンはあまりにも侘しい。これを足掛かりによみがえって欲しいものです。