2012年10月31日水曜日

袋田の滝とさざれ石 五浦の六角堂

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茨城県の北部にある袋田の滝。
4段から成る滝はそれぞれの雰囲気が異なり見事なモノです。
季節によりその姿を変え春夏秋冬の4度来なければその良さを知ることが出来ないと云われ 四度の滝 とも称されます。
残念ながら私は四季折々の姿を見るに至っておりません。
観瀑コースを外れると吊り橋があります。吊り橋からも滝を見ることが出来ますが眼下に見える奇怪な岩に注目しましょう。
川の流れをせき止めてしまいそうな大岩ですがよく見ると小さな石(細石・さざれ石)をセメントで固めたような岩です。

君が代の歌にある 『さざれ石の巌となりて』  とはまさにこの岩(巌)のことです。
細かい石が水に含まれる石灰質と長期間に及ぶ地殻の圧力でひとつの岩となったモノです。
詩に詠まれた 『巌』 は岐阜県に有ると云われています。

北茨城市五浦(いづら)にある岡倉天心が生活していたと云われる家です。
2011年の津波で床のところまで水が来たと云うことです。その後修復補強復元されました。
基礎はベタ基礎に更新され柱なども継ぎ修復されました。耐震補強の筋交いなども使われていますがそれらは敢えて更新と解るように作られていました。
この建物は岡倉が使う以前2階屋で、豪華な家ではなく古材を利用し質素な作りで改修されたモノです。
今回の復元もその姿を変えることなく改修されたと云うことです。(現地ボランティアガイドの説明)

住居から海岸へ下りて行くと岡倉が設計したと云われる六角堂があります。
休息の場、茶室としても使われたとも云われています。今回の津波では跡形もなく流され文献を頼りに復元されたようです。
窓はとても大きく驚きます。使われているガラスは当時を忍ぶ平滑度の悪いガラスをイギリスから求めたようです。
窓枠の柱にはヤモリの彫像がさりけ無く飾られています。とても気になったのですが岡倉の作品かは不明です。

また今回の改修で建築当初には存在した六角灯籠の存在が明らかになり文献頼りに海岸の岩礁の上に復元されました。上の写真に見えています。

袋田と五浦の町は未だに地震と津波の被害が随所に残っています。袋田から距離的に近い山道を抜けようとしたら途中で 『災害復旧工事未完のため全面通行止め』 の看板。急がば回れと云うことになりました。
また福島原発事故の影響もあるのか観光客の姿は少なく立ち寄ったそば屋の主も心なしか元気がありません。 『何十年も待つ間に死んでしまう』 となげいていました。
廃棄物処理が出来ない原発は止めましょう!

2012年10月25日木曜日

AMラジオ 防災無線も聞けたらなお良い

永年使っていたAMラジオが壊れたので久々にラジオを購入しました。

まず、壊れたラジオを直そうか・・・内部を点検し、チップ部品の基板と衰えた視力を考えあっさりとあきらめました。

となると、代買え品を調達しなければなりません。
普段、ラジオはAMの聞き流しです。適当な音が出ていればそれで良い、いい加減な選択肢です。

近くのOO電気に行ってミニコンポふうラジオを見てお値段も適当なので内容も確認せず・AMは聞こえるのが当たり前と思い込み 『コレ下さい』
折り返し帰ってきた店員さんの一声 『FMとCDは使えますけどAMは聞こえませんよ』
えっ!と聞き返しお断りしました。
AMラジオが聴けるラジオは少なくなり、小さなポケットラジオか一部のオーディオセットしかないことに始めて気が付きました。

色々探した結果購入したのはこのラジオ。使い方簡単で気に入ってます。
電源はAC100Vまたは単2電池6本。単2というのは時流に合わないような気もしますがとんでも無い。液漏れの危険も少なく長時間受信も可能で非常用には最適かも知れません。
AMとFMのみ受信可能。CDは使えません。
音質は昔のラジオ同様ハイロウ切替え・・・聞き流しには充分。
チュウニングはプリセット可能でいつも同じ放送聴くには手間いらずです。
つまみや表示も大きく 『老人ラジオ』 と云うに相応しい。

こう思ったとき、もう一つだけ組み込んで貰いたい機能が、それは防災無線を受信する機能。
高い費用を掛け作った防災無線。残念ながらほとんどまともに聞こえません。スピーカで大声を張り上げて放送してもエコーが酷かったり、省エネの為に高気密化住宅が増えたこともあり、ますます聞きにくくなっています。
当初はFMラジオの改造で直接受信も可能でしたが、無線機メーカにそそのかされデジタル化が進んだので簡単には受信できなくなりました。
『防災無線の受信』 コレを何とかして欲しいのです。
ラジオの電源が入って無くても受信機の位置情報から周波数を自動設定し防災無線を自動受信する。 この機能はこれからのラジオに必須の機能かも知れません。

2012年10月16日火曜日

塔のへつり

近いわりに行ったことがない。「塔のへつり」へ行ってきました。
聞き慣れない言葉・福島県会津若松から日光方面に向かう国道121号線、会津鉄道の塔のへつり駅にほど近い景勝地です。
国の天然記念物にも指定されています。
「へつり」とは 岪(山かんむりに弗)と書きます。
岩肌の硬いところと柔らかいところが 層になっており柔らかい部分が浸食されたモノと思います。
 吊り橋を渡って行くと岩に挟まるようにして小さな祠があります。岩の回廊は数百メートルほど在るようですが崩落が激しくほんの一部しか見ることが出来ません。

祠の方から対岸を・・・
へつりとは気になる言葉。
はつり と云う言葉があります。斫り・こんな字を書くようです。
木や石など出っ張った部分(表面)を削る作業です。字は違いますが同義語のように思われます。コレがなまったのか?
登山用語で水面に近い岩肌を横に進むときにも へつる と云うらしい。岩肌を削るように進む・何となく同じと云えそうです。

2012年10月10日水曜日

ドジョウの色が戻ってきました。そしてキンギョが・・・

8月頃ドジョウの色がはげた話をしました。
こちらを参照下さい。
http://ja1cvf2.blogspot.jp/2012/08/blog-post_29.html
そのドジョウですが最近、色が戻ってきたのです。
一番大きいのがそのドジョウ。まだ顔の下がはげていますけど元に戻ってきました。
ところが今度はこのキンギョが白くなってきました。
キンギョは子供の頃は黒かったりするのもありまして成長共に色が変って 美しく なるのです。
ところがこのキンギョ歳のセイでしょうかエラの辺りの色がはげてきました。
何処まで白くなるかは???

色が変るのは、水のセイ、餌のセイ、歳のセイ、色々云われますが私には良く解りません。

2012年10月3日水曜日

杉戸町・町内

涼しくなってきましたので町内・幸手市の近くを散歩してきました。
田んぼは稲刈りもとうに終わり切り株の芽がこんなに伸びていました。
白鷺が何かを狙っているようです!
薔薇農家の横に気象観測機器が設置されていました。温室の管理用でしょうか?
風速計と雨量計、他に何か組み込まれているか???
今、圏央道の工事が佳境に入っています。御成街道の上をまたぐ橋桁の工事中。
橋桁に作業足場も取り付けて一気につり上げています。
こちらは、つり上げ準備中。
コレは今晩御成街道を通行止めにして橋を渡すらしい。片側2車線分の橋が組み上がっている。
今日は片側だけ、来週に反対車線を取り付けるとのこと。

圏央道の直ぐ脇、農業用水の水門『幸手領第1揚水機場』と物々しい看板があります。
川幅は4mくらい。
御成街道松並木の名残。
コレより手前、幸手寄り圏央道の先で日光街道(旧道)と合流します。
さらに幸手市を過ぎて国道4号(日光街道)に合流します。
2本しか残っていない松並木の説明です。
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