2008年12月16日火曜日

クリスマス解散

1953年2月末吉田首相が予算委員会でバカヤローと社会党の西村議員に暴言を吐いたことがキッカケで解散したのを「バカヤロー解散」と呼んでいる。
与野党のせめぎ合いでつい口走った言葉であるけど、失言とか云われる物はおおむね本心だと思われる。
それから50年余、日本の民主政治は進化したのだろうか。
一党独裁に近い状態が相変らず続いている。その中で唯一守られているのが言論だろうか。
そうでなければこんなことは書けない。
戦争を知らない議員が多くなり再び戦争への道を進み始めたように見えて仕方がない。
国際貢献の名の下に憲法を曲解しその上で憲法改正の機運をもり立てようとしている。そのように見えて仕方がないのである。
今の麻生首相はその言動を見るとまるで裸の王様状態であるし、支離滅裂な言動も目に付く。
大体今の政治家、発言は与野党共に詐欺師のようであると云うより、まさに詐欺師である。言葉を曲解し解らぬ言葉を使う。
緊急経済対策、云うだけで何もやらない。野党が反対するからだという。野党は反対するが当たり前で何でも反対する。言葉に出さぬがそれが良いと思っている。たまには良いこともあるのだがそれを良いとはなかなか云えない。詐欺師たるゆえんである。
公務員に至っても同じである。法律の曲解で都合の良いように予算を使ってしまい、予算が足りぬと増税を口にする。議員はそれに同調する。
議員、公務員共に刑事罰に問われることがほとんど無いためやりたい放題だ。
これの元締め大臣が「素人でよく判りません」とか「新人なのでよろしくお願いします」何ということか。
大臣たる物ソコの責任者のはず。そんな奴すぐクビにしなくてはならぬ。それを選んだ首相もクビだ!
大体選挙の得票のために動いている議員ばかりだからこうなる。役人に口出しできない。
こんな小さな国に議員が多すぎる。自分クビになりたくないから誰も口にしない。
船頭多くして船丘に登るがごとし。
国会議員は衆議院250、参議院各県2名で充分である。約半分で充分だ。
省庁削減は役人にごまかされ増えたのか減ったのか解らない。無能大臣が仕切るのだから詐欺師役人に刃が立たないのは当たり前。
アホ議員に公務員法改定が出来るか?
ダメな自民党率いるシガミツキ内閣アホウ総理大臣何も出来やしない。
もちろん民主党だって何も出来ない。
それでも交互にやれば緊張感が出てだんだん良くなると思うのだが。
今一番急ぐことは、出来ない経済対策を叫ぶより解散である。自民と民主何回でも解散総選挙を繰り返すが良い。繰り返すたびにボロが出て良くなっていくと思うのだが。
年内に解散「クリスマス解散をやろう」、もうそれしかないのである。
しかしながら私の考えは甘いかも知れない。
大連立構想なんて云うのが首を持ち上げている。
これは最悪だ。もしこれが出来たら自公路線より酷い。自民、民主路線になったら何でもやり放題、役人にやられ放題ますます酷くなる。
それだけは避けなければならないと思うのだが。
選挙には必ず行こう!

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