2012年3月11日日曜日

3月11日(金)

コレは去年のコトです。だから金曜日なんです。
朝からTVはこの地震の話でいっぱいです。
友人の ロンちゃんパパ さんもその時を思い出して記録しています。
彼は几帳面なのでPCなどに残してあったモノを整理して書いているのでしょう。
http://jr1tkt.blogspot.com/2012/03/blog-post_11.html
何気なく読んでいたのですが、読んでいるウチにこれはヤハリ記録しておかなければいけない重大事件なんだと改めて感じてきました。

2011年3月11日2時46分・これが正しいのか記憶というモノはいい加減です。違っているかも知れません。
実は私、地震の2日前(9日)のお昼頃、この時間もアテになりません。今なら調べられるかと思いますが敢えて記憶のままに。
杉戸高野台の駅にいました。
電車を待っていたのです。
体感的には、少ししか揺れを感じてなかったのですが線路脇の電線が激しくゆれてます。しかし全く揺れてない電線もあり不思議だなあと感じていました。
南北に張られた電算だけが激しく揺れていたのです。
あとで気がついたのですがかなり大きな地震で、その後3.11地震の前震と云われています。
今では大きな地震には前震があり、余震も1年くらいは続くコトを実感しています。
最近は震度3くらいの地震は珍しくなく慣れが入ってしまい困ったことと思います。

3.11地震の時私は家にいました。家内も1階の同じ部屋にいたと思います。
私の家、1階は和室とリビング、アトリエと称する工作室が一体になっているのです。
TVを見ていたと思います。
でも緊急地震速報なんかを聞いた記憶はありません。
この地震を境にしょっちゅう聴くようになりました。
大きな揺れに、『普段とは違う』 と感じ身構えました。
激しい揺れでしたがゆっくりユサユサ揺れてる感じでした。アトリエの台車に乗った移動棚が激しくゆれて棚の上のモノが落ちそうでとっさに押さえました。
かなり長い時間でした。
揺れは次第に激しくなり 『普段の地震とは違う』 と認識しました。
棚は東西を長手に置いてあり南北に激しくゆれました。
*方位角は正確ではなく10時4時方向を長手にと云うのが正確かも知れません。
棚の上の荷物はかなりズレましたが押さえていた為落下を免れホッとしていました。
余震の危険を感じすぐ後ろの棚に縛り固定しました。後ろの棚は壁面に固定されてい。ます
何事もなかったと、落ち着きを取り戻して家の中を点検しました。
雨水貯水タンクが激しくゆれ水位センサが補水ポンプが断続的に起動していましたが特に問題有りません。
TVセットはTV台に固定してあったので殆ど揺れません。小さなビス一本の力です。
玄関に置いてあった金魚水槽の水があふれ玄関が水浸しです。
これの置き方、長手方向はアトリエの棚と同じです。
溢れた水を拭き取り水の補給はしません。最近以前の水位に戻しました。
90°向きが違う食器戸棚は無事でした。食器戸棚は扉が開かない工夫がしてあります。
http://park15.wakwak.com/~ja1cvf/diy/syokki-taisin/syokki-taisin.html
これは2004年の11月に作りました。
これのお陰で中の揺れも小さかったのかおそるおそる開けてみましたが崩れ落ちてくることもなく無事でした。
その他のモノ入れは・・・多分その頃大きな地震・新潟中越?があり戸棚の荷物が飛び出さないように、観音開きの戸棚には引手に太い輪ゴムを嵌めていました。
これも簡単?いい加減?と云われながら高価抜群です。

2階は寝室と殆ど使ってない部屋です。
寝室も輪ゴムのお陰で全く問題なし。
寝室には木造家屋であること、火災避難のことも考えてスニーカと輪にしたロープを置いてあります。
ロープを輪にしてあるのは縛らないでも柱などに掛ければぶら下がれることを考えた結果です。
2階のベランダからの脱出はふとんなどを放りだしその上に飛び降りても大ケガはしないでしょう。
小細工より早めの脱出の方がよいと思います。
思い立った時やって置いた対策が無駄ではなく簡単な対策が意外に有効でした。
今回一番危険を感じた台車に乗った移動棚は簡単なフックで後ろの棚に固定できるようにしました。


別室の飾り棚とその上にあった人形のガラスケースが落下しカーペットにはガラスに破片が刺さり非常に危険な状態でした。
この棚の向きも長手が東西でした。
今回の地震で揺れの方向により危険度が大きく違うことを知りました。
たびたび掃除をしても小さなガラス破片がキラリと光り今でも不安がよぎります。


ガラスが割れると避難が出来ない状態になることもわかりスニーカの有効性とさらに何か良い方法はないかと考えています。
知人宅・昨年暮れ(2010年)、もう一昨年になりますがガラスケースの付いた額縁、高級そうな絵画が納められています。その吊り元が気になっていて吊り直しを頼まれました。プラスターボードの壁で誰が見ても不安でした。壁心の通ったところからワイヤ式の吊り金具で吊り直したのは地震の半月ほど前。
間に合って良かったです。

緊急地震速報 揺れが納ってもいつまでも放送しているのは意味がない。激しい揺れの時は間に合わない。効果は疑問。

緊急節電情報 これから電力が心配。家庭の節電には緊急節電情報をTVで放送するのが効果的と思います。その時併せて電力受給率のグラフを表示する。家庭の節電で受給率改善が見えれば協力する家庭は増えるでしょう。 『電灯一個くらい消しても関係ない』 と思っている家庭が多いと思います。

いろいろ当時を思い出し、忘れないように心に刻み、さらなる耐震対策を考えて少しでも自己防衛を進めようと思います。
でも一番大事なのは気がついた時すぐに出来る簡単な方法で、すぐに対策をすること。
『あとでがっちり』 は役に立ちません。

1 件のコメント:

エフ さんのコメント...

長い、長い、話を。
さっそく『話が長い』 とクレームが来ました。
話に内容はそんなに意味がありません。ただ地震のことを忘れないようにその時の気持ちを書き留めただけです。
『どうしたら良いんだ』『どうして欲しいと書くべき』というのもありました。
3.11地震 のラベルでもう少し記録に残します。長くて済みません。