2012年3月25日日曜日

3.11 地震の後始末

3.11 地震が来てから既に1年を経過しました。
その後どうなったでしょうか。
被災地の概要を知るにはGoogle Earth が便利です。
Google Earth は震災直後の3月12日には被災地付近の画像を撮影しています。その後何回か更新し今年の1~2月頃が最新画像のようです。

これを見ると激しい津波の傷跡とたくましい復興の兆しが見えます。一方で山積みの瓦礫は殆ど減りません。
今度の地震で気がつくことは阪神大震災の後も含めて度重なる耐震化強化の成果が見えてきたのではないだろうか。
地震による直接の被害はかなり抑制されたと思います。震源に近いところでも津波の来なかったところは想像以上に被害の少なかったところもあります。
しかし一方で、残念なことに津波の被害は想像を遙かに超えました。
そして追い打ちを掛けたのが原発事故(人災か?)です。特にこの部分は50年、100年と傷跡を残すでしょう。


危険区域に住宅が出来ることを制限し安全な町作りをしたい。そうは云ってもその方針が決定できず大企業のサラリーマンならともかく、明日の生活を考えなくてはいけない零細企業就業者は時間の経過が手遅れ・再起不能になります。
政府、自治体、云うだけ詐欺のような行動に我慢できず動き出した人々。先ほどの
Google Earth の写真には所々改修されたであろう建築物がみえます。
それさえも規制しようとする役人、政治家、の間抜けさ加減には腹が立ちます。
実際に現場を見た訳ではないのですがその様に見えます。
私は、我慢できずに行動に出た人を応援したい。
理想だけを掲げても今日、明日の生活にメドが立たなければ現実を追うのは仕方がない。
行政の遅れは犯罪と云っても良いのではないかと思います。
多額の予算(借金)を取りながら、法的裏付けがないから出来ない。それなら政治判断で超法規的処理をすればと、簡単に云うけれど役人や政治家はやったことに責任を取らず、それでも身を守る為に何もしない。
こんな人間に政治判断は出来ない。否、させられない。後から回ってくる借金のツケが怖いです。


瓦礫の中にもいろいろあるのでしょう。
燃やせるモノ。セメント工場などで使えないのか。
コンクリートクズ。粉砕して沈下した地盤改良に。
金属・鉄屑。製鉄会社で原料にならないのか。
地元に大きな工場があるように思います。
素人考えでは立派な資源になると思うのですが、廃棄物処理法などがしっかり邪魔しているのでしょう。
日本中、彼方此方にタライ回しして処理するのでは運賃も大変。


原発・脱原発の話はいつの間にか消えようとしています。
その後押しをしている東電の値上げ。
原発を稼働しないと、こんなに値上げが必要です』 『値上げする権利があります』
そんなこという前に 『安価で良質な電力を供給する義務』 はどうしたのですか。
この義務があるから独占販売を許したのです。
そうでなければ原発事故の対策費はどうなってるのですか?
どさくさに紛れてとんでも無い無用に長物を買わせられた(あの事態ではそれも仕方がなかったかも知れません)。その代金はどうしますか?
現場がよく頑張ったからあの程度で済んだのでしょう。
でもあの不手際の責任は負わねばなりません。
この費用についてじっと我慢している国民に、値上げの話はないでしょう。
立て替えられた(そうではないのか?)事故対応費用を払ってからにして欲しい。
本来ならとっくに潰れている会社。もう少し賢くなったら如何ですか。
そんなことより忘れてならないのが 『脱原発』 
はっきり云って今を逃したら 『脱原発』 は出来ないでしょう。
 『脱原発』  にはべらぼうなお金が掛かるのです。SWオフでおしまいと云う訳にはいかないのです。

何十年、否何百年もの間、静かに眠るようにお守りをしなければなりません。
今。日本中の原発が全部停止しようとしています。止まっているはずなのに莫大な費用が掛かっているのです。止めてもお金が掛かるのが原発なんです。
『再稼働の為に安全対策工事をしている』と云います。
だから、再稼働してしまったら止める気にはならなくなってしまうのです。
勘違いしてはいけません。実は再稼働しなくても必要な対策なのです。
原発が動けば原発地元対策費がジャブジャブ出るのです。もちろん税金から。
この対策費は地元の新エネルギー開発費に回して、あっさり原発をあきらめた方が身の為だと思います。
 『脱原発』  福島だけのことではないのです。
福島のような事故が再びおきれば、日本は再起不能でしょう。
福島の年間放射線量を1mSv以下にするなんて云ってましたが単位を間違ってるような気がします。福島近辺の方は現実を確認される方がよいのではないでしょうか。
前にも書きましたが放射性物質を無毒化する技術は世界中何処にもありません。
除染して洗い流した放射性物質は何処へ持って行きますか。
アメリカやロシアは人里離れた原野?に埋めるようです。
日本ではその場所は何処にあるのでしょう。唯一六ヶ所村にあるようです。
300年も埋めておく予定ですがもう既に余裕はなく(最初から廃炉で出る大量の放射性物質のことは考えていない)4号機のように建屋の中に使用済み燃料を保管してる状態です。
こんな状態で原発を使い続けても安心していられますか。
今、何でもないこと、痛くもかゆくもない放射線の影響、それが解るのは10年、否20年、30年経ってから何かおかしい。その特はもう手遅れです。私も含めて高齢者は我慢できるでしょう。
しかし若人はどうですか。貴方がそこに住んだことが病を作ってしまうのです。
※放射線の影響は解らないことが多く何も影響を受けない人も居ます。放射線を病気の治療に使うこともあります。『毒を持って薬となす』の諺が間違っているとは云えません。

こんな状況で 『安全が確認できたから』 と再開を示唆しています。
政府寄りだった原子力安全委員もさらなる検討が必要と言い出しています。
それに対し政府は 『政治判断でやる』 こんなコトが許されるでしょうか。
安全に対することは、何の責任も取らない政治家にやらせられません。

今回大きな問題になったことが有ります。 『風評被害』 です。

風評被害と云いますが誰が風評を流したのでしょう。
放射線の予測資料は勝手に破棄し、議事録も作らず。
『直ぐに影響が出る訳ではない』(後で影響が出るかも知れない) と開き直って、実測値を殆ど公開せず大丈夫大丈夫と繰り返す。
数値データの意味が良く解らなくても、実測しこの数値なら大丈夫と云えば風評はおさまる。
日本には測定器がほとんど無かった。少なくとも近隣の人には配るべき。
大丈夫と云ったモノの中から危険物か飛び出せば全てダメと思うのは当たり前です。
風評の発信元は正確な情報を隠している政府に他ならない。
何も出来ない、何もしない。やるやる詐欺と云われても仕方がない。
風評になることだけはしないで欲しい。

もっともっと気になることはありますが何も出来ない自分でもあります。
一年後(来年)はどうなるか、少しでも元気になっていることを期待します。

今回は私の感情むき出しです。間違った認識が有ることは充分考えられます。
それでも 今しかできない 『脱原発』 を後退させれば後世に禍根を残すと思います。
政府には間違った判断をして貰いたくない。

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