2012年3月17日土曜日

3.11 地震 節電・ポイントは家庭の節電

前回、 『東電の節電情報のグラフ』 は消えてしまったと書きましたが新しいスタイルの 『でんき予報』 に変わっていました。
http://www.tepco.co.jp/index-j.html
http://www.tepco.co.jp/forecast/index-j.html 
この情報は 『ロンちゃんパパ』 さんから頂きました。いつもお世話になっています。
この 『でんき予報』 はすばらしいです。データは5分ごとに更新されほぼリアルタイムの電力使用状況が示されています。 
その他送配電に対する解説もあります。ご一読されると電気の疑問を解く鍵になるでしょう。
電気は使用量と発電量がバランスしています。
使用量が増えると発電量を増やさなければなりません。実際には使用量が増えると発電機の回転数が下がり始めるので発電機に水を沢山流して(水力発電の場合)回転数が下がらないようにします。
しかしこれには限界があって供給能力以上にはあがりません。
それでも使用量がさらに増えれば回転数を維持できなくなり最悪の場合停電になります。
使用量が減れば発電量は自動的に減り発電量と使用量はバランスします。
回転数が上がりすぎる時は水を減らして回転数を下げます。

使用量が供給能力を超えないように節電を求められています。
大きな工場や商業施設など大口需要家は計画的に作業時間をずらしたり照明を暗くしたりして節電協力をしています。
一般家庭もそれなりに協力しているのですがその効果が掴みにくいのです。 『一個くらい電灯を付けても大したことではない』 と甘えの気持ちから時間通りの節電が難しいのです。
夜中の供給能力に余裕がある時節電してもあまり意味がないのです。
(もちろん水や燃料の節約にはなります)
使用量が増えて供給能力を超えそうな時、工場の機械を急に止めることは出来ません。
その様な時、出番は一般家庭です。
もしテレビで電力使用状況のグラフを見せ 『緊急節電お願いします』 と放送すれば多くの家庭が協力するでしょう。
そしてあのグラフのメモリが下がっていくとしたら・・・
節電効果を実感し確実に節電協力がえられる、さらに節電協力をしたくなるでしょう。
貴方も協力できると思いますが如何でしょう。
今年の夏電力危機を乗り越えるのは、TV放送の 『緊急節電お願いします』 がカギになると私は期待してます。

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